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水彩画の面白いところは 意図せぬ配色が決定されてしまうというところだ。

 

もちろんある程度の色彩は絵具を置いたときに、わかるのだが、

 

水の分量や筆運び その時の力具合で思わぬ答えがでてしまう。 神様の業だねって。

 

以前 、私は 水彩絵の具の一番たくさんの種類のチューブのセットを買ってきた。

 

それらは、ほとんどがコンポーズされた色でした。

 

しかし無知な私は 多量の色で色彩豊かな作品ができると思ったのです。

 

全色、細やかに丁寧に 塗っていきました。

 

さあ、色彩 豊富な作品になると思いきや

 

喜んだのもつかの間 水の量が多かったため、 隣り同士が混ざり合い

 

またその隣がまざり、 とうとう 最後は

 

数色の単純な色に変化していました。

 

驚いてしまいました。それからは、あまりコンポーズされた 水彩絵の具は、

 

使わなくなりました。

 

でも、 また 野山に出かけて スケッチして 少し彩色したいです。

 

春の訪れとともに だんだん心が緩やかになり 解放されていきますね。

 

少ない春と秋ですが、

 

それだからなおさら 春を秋を楽しみたいものですね。

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